CPUクーラーの換装
もともと付いてくるCPUクーラーですが、ヒートパイプ等が付いていますが小さめで冷却に不安があります。DELLのSC440も利用していますが、こちらはファンレスの巨大なクーラーが付いてくるせいかとても静かです。
まずはCPUクーラーを変更することとします。まとめWikiを見るとサイズの刀3の換装例がありますが、手持ちでサイズの鎌アングル(http://www.scythe.co.jp/cooler/kama-angle-revb.html)があったのでこれをつけてみました。
クーラー取り付けねじ
純正クーラーから流用する方法がありますが、問題が起きた場合は純正に戻したかったので別に手配しました。ねじはAINEXのLGA用バックプレート リテンションクーラー用 BS-775(http://www.ainex.jp/products/bs-775.htm)がそのまま利用可能です。付属のスプリングは利用しません。
クリップの加工
HP ML115G5の場合、AM2で有りながらクーラーが775/1366を利用するという変則な構成となっています。サイズのクーラーはソケットごとにクリップが用意されているので今回は775/1366クリップを利用します。
プラスチック固定ピンの除去
ねじ止めするのでプラスチック固定ピンは必要はありません。再利用する気はないのでニッパーで固定部を壊し、外していきます。
クリッププレートの加工
そのまま取り付けようとすると、PCI Expressのそばのコンデンサに干渉してしまいます。1個所だけクリッププレートをペンチで無理矢理折りました。取り付けの時に怪我の元になるので気をつけてください。
仮あわせ
クリップとCPUクーラーを取り付ける前にどんな感じにつけるか仮あわせをします。クリップは通常の付け方だといろいろ干渉するので逆さまに取り付けることにしました。リテンションはクリップそのものの弾性を利用しました。
この時にねじの調整も済ませておきます。今回は各ねじにワッシャーを2つかませてみました。
クーラーとクリップの合体
サイズのクーラーの場合、クリップとクーラーを合体させる必要があります。この時に加工したクリップの位置とクーラーの干渉を考慮して合体させます。また先にも書いた様に通常と逆さまにクリップを取り付けます。
クーラーの取り付け
グリスを載ってからクーラを取り付けAINEXのねじで取り付けます。クーラーのガイドがないのでCPUとクーラーの位置を慎重に決めながらねじ止めしていきます。長めのプラスドライバーで思ったより簡単に取り付け出来ました。