はやぶさの帰還


今回は完全な日記となります。
先日、はやぶさが地球に帰還しました。TVでどこも生放送がなく、ネットで見ようにもどこも混んでいてつながらず歯がゆい思いをしていましたが、朝のニュースでの映像を見てとてもうれしく思います。
宇宙開発に対しては小学生の時に船の科学館で宇宙博という展示会を見学して以来、非常に興味を持っていました。宇宙博という展示会はアメリカからサターンを持ってくるなど万博並に大規模な宇宙開発の展示会でもうあんな展示会は開催できないでしょうね・・・。ちょうど、近くに相模原の宇宙研究所があるのをしってからできるだけ毎年公開日には見学に行っており、そこで初めてはやぶさの事を知りました。
4年前の公開日でははやぶさの開発者の方の講演があり傷だらけになりながらも何とか帰還させようとする苦労談を聴いていたので、今回の帰還は感無量です。
今回はそのときに取った写真ではやぶさイオンエンジンの実験設備です。
説明を書き起こします。

イオンエンジン耐久試験
撃墜マーク
小惑星探査計画MUSES-Cに主推進としてイオンエンジンを搭載するために1万8千時間(約2年間)におよぶ耐久試験を実施中です。97年2月に会hしし、今月28日にようやく目標時間を達成しました。1千時間に1枚ステッカーを真空タンクの外壁に貼っていきます。18枚のステッカーが並びました。この後引き続き2回目の耐久試験を開始します。
MUSES-Cミッションは探査機が地球に帰還する計画です。イスカンダルから帰ってきた宇宙戦艦ヤマトにあやかり、イオンエンジンのためのマスコットステッカーを作りました。波動エンジンの代わりにイオンエンジンが描かれています。

開発者達もこういう世代だったのですね。ニコニコで話題になった「こんなこともあろうかと」の動画の作者はこの事を知っていたのかな?
基本技術の研究は長期にわたるため、それを踏まえてちゃんと国も予算配分を考えてほしいものです。

このステッカー次の公開日の時に売り出してくれないかな〜