eXeショートレビュー

入手/ダウンロード

下記のURLより入手
eXe
Windowsの場合、インストーラになっているのでダウンロードしたexeファイルを実行すればインストールが開始します。

機能

画面イメージ

左上 概要

ページの一覧が表示されます。
ページ追加でページを増やすことができます。(PowerPointのスライドのような形)
ページはHomeが1枚必ず必要でその配下に3階層までページが作成できます。下の▲▼などのボタンでページの順序が変更可能です。

iDevices

ページに配置する部品です。Moodleと異なり1つのページに複数の部品が配置できます。
クリックすることでページに部品が配置されます。
一度配置した部品を削除する場合は部品下の×ボタンで削除できます。

Webエディタ系

Moodleの「Webページを作成する」と同じような機能です。
フリーテキスト、目的、予備知識はタイトルに表示される画像が異なるだけでできる事は同じです。
また、「ウィキ記事」は指定したWikiの記事をページに取り込む機能です。取り込んだ記事は編集可能です。

テスト系

多肢選択、正誤問題、空所補充などテストを作成することが可能です。ただしこれらのテストはMoodleへの取り込みはできません。
Moodleとの組み合わせではあまり使い道はないかもしれません。

SCORMクイズ

SCORMのデータとしてテスト結果が残るタイプのクイズです。テストは多肢選択(単独回答)のみ作成可能です。
Moodleと組み合わせると何度も回答を提出できてしまうので、せっかくSCORMで作っても意味がないかも・・・

画像集、画像拡大

複数の画像を配置、プレビューできる画像集が用意されています。
またFlashで作成された画像拡大も用意されています。

エクスポート

Moodleで利用する場合は「エクスポート」で「SCORM1.2」を指定してZIPファイルを作成します。作成したファイルは「活動」の「SCORM/ACC」で読み込ませることで利用可能です。
また、「ウェブサイト」-「ZIP」ファイルで保存したファイルをコースのファイルにアップロードしてから解凍して「リソース」の「ファイルまたはウェブサイトにリンク」で利用する方法もあります。

ウェブサイトでエクスポートすると左側に目次、下部にページめくりの為のリンクが付いたHTMLファイルが作成されます。ポップアップ表示してスライド風のコンテンツとして利用できます。

感想

当初はSCORM対応コンテンツ作成ツールとして考えていましたが、簡易的なスライド型コンテンツ作成ツールとして利用する方が適しているかもしれません。
eXeという名前、検索があまりにもやりにくいなあ。

備考

eXeのSCORMの対応範囲を広げた改修を行い、各LMSで検証した方が居ました。
e ラーニングXHTML エディタeXe のSCORM テスト作成機能の拡張